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■2018/05/15

ないないづくしの三重苦の中でも、職人技の素晴らしさを再認識 「みんなの家」づくりに見た建築業界の課題

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三角形の土地、長い軒先、たくさんの窓。他の個性的な“みんなの家”同様に、宇土市新松原仮設団地のみんなの家も、オリジナリティのある建物に仕上がりました。しかし、その意匠性の高さが、施工管理者を悩ませる一因に。

「予算はない、工期もない、そして、地震後急激に需要が増えたために職人さんが確保できない。ないないづくしの三重苦でしたね。とくに大変だったのが大工さんの手配です」と岡元は語ります。

 

「梁が斜めに配されて、そこに斜めの屋根が乗っているという特殊な構造なので、あらかじめ工場で裁断して送られてくる《プレカット》の資材では対応できないんです。手刻みができる大工さんがいないと。ところが、そういう手練れの職人さんは本当に少なくて。ロジックでお世話になっている大工さんに頼みこんで、なんとかなりました。

取り寄せるだけで1ケ月かかるような資材も多く、大工さんの“手刻み”は失敗が許されない一発勝負。それを難なくやってのける職人技に、岡元は感銘を受けたのだそう。

道具の使い方ひとつとっても、感心することが多々あります。大工さんが墨付けするときに使うL字型の“さしがね”ってありますよね。あれ、表と裏で目が違うんです。それを上手く使い分けて二次元でしか見えないものを三次元測定する。現場監督をやっていた頃から『職人さんってすごい!』と思っていたけれど、今回久々に間近で接してみて、改めてリスペクトの念が強くなりました」とのこと。

一方、そんな職人さんが減少している現状に危機感も。

技術の習得に時間がかかること、体力仕事であることなどから、今では成り手が少ない大工という職業。どんなに恰好良い設計図を描いても、それを実際に形にする技術者がいなければその建物は完成しません。建築業界に必要な技術がしっかり継承されていく未来を創ることも、私たち工務店の仕事だと岡元は言います

 

たくさんの人の善意と希望、職人の技が詰まった宇土市新松原仮設団地のみんなの家

お近くにお越しの際は、ぜひ立ち寄ってみてください。

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