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コラム

■2018/03/20

意外と知らない木造・鉄骨造・RC造など住宅構造の違い

この記事は4分で読めます。

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購入前に知っておきたいそれぞれの住宅構造の特徴

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人によって家への理想はさまざまですが、自身が望む住まいを選ぶためにも、まずは住宅建築にはどんな建物構造があるのかを把握することをおすすめします。建物構造によって家の強度や住み心地が異なるので、選択を誤ることで住まいへの理想とのギャップが生まれてしまう可能性もあります。当コラムでは、木造・鉄骨造・RC(鉄筋コンクリート)造の3つの建物構造の基本を説明するとともに比較検証します。

把握しておくと役に立つ建物構造の基礎

木材、鉄骨、鉄筋とコンクリートと大切な住まいを形成する建物構造は、主に使用される素材によって大きく異なります。住まいに求める理想はそれぞれ異なるので、間違いの選択をするためにもまずはそれぞれの住宅構造の基本を確認しておきましょう。

木 造

古来より日本で親しまれてきたのが木造住宅です。近年では他の住宅構造の住宅も増えてきましたが、総務省統計局が発表した平成20年住宅・土地統計調査によると木造住宅は住宅全体の58.9%と半数以上を占めています。木造住宅の定義としては建物の主要構造部といわれる柱、壁、梁などに木材が使用されている住宅を指します。

鉄骨造

柱や梁が鉄骨(鋼材)で構成された住宅構造を鉄骨造と呼びます。鉄骨造は使用される鋼材の厚さにより、6mm以下の場合は「軽量鉄骨造」、6mm以上の場合は「重量鉄骨造」に分類されます。前出の総務省統計局による調査では、鉄骨造は住宅全体の7.9%です。

RC造

RCとは鉄筋コンクリートの略称で、建物の主要構造部をコンクリートと心(しん)となる鉄の棒で構成している建物をRC造と呼びます。鉄筋コンクリートとは、鉄筋を組んだ型枠にコンクリートを流し込み固めたものです。前出の総務省統計局による調査では、鉄骨造は住宅全体の32.8%と木造に次いで多い採用されている構造です。

特徴比較!木造・鉄骨造・RC造の違い

木造・鉄骨造・RC造の特徴はそれぞれ三種三様ですが、構造を比較することでメリット・デメリットがより明確になります。各住宅を比較検証したうえで、ベストな選択をすることをおすすめします。

木造住宅

木造住宅が他の住宅構造に比べ優れている点は、木のぬくもりが感じられることはもちろん、設計の自由度が高いことが挙げられます。また工期が短くコストを安く抑えられるのも大きな利点です。主な工法は間取りの自由度が高い在来軸組工法、耐震性、気密性に優れた2×4工法、構造用集成材と専用金物を用いることで耐震性能が高い金物工法などがあります。

デメリットとしては、他の住宅構造に比べ施工技術が求められるため、業者の技術差によって出来にばらつきが出やすいという点です。そのため、信頼できる業者を見極める必要があります。

鉄骨造住宅

重量鉄骨造は、1つひとつの鋼材の厚さがあるため、頑丈で柱の間隔が大きく取れ、開放感のある大きな空間をつくり出すことができます。高層の住宅でも対応可能ですが、道路が狭い敷地などではクレーンなどの重機の使用ができず、建てるのが困難なケースもあります。

RC造住宅

頑丈な柱と梁で建物を支え、間仕切りが自由にできるラーメン構造、壁で支え、柱のないすっきりとした空間設計が可能な壁式構造の大きく2つに分けられます。どちらも耐久性、耐火性、耐震性に優れていますが、他の住宅構造に比べ、建設費が高く、工期も長いのがデメリットと言えます。

それぞれの構造のメリット、デメリットを知り、最適な選択を

建物の丈夫さ、工期の長さ、敷地、予算など住宅構造を決断する際には多くを比較検証する必要があるでしょう。どの選択するにしても、それぞれの構造をしっかりと把握したうえで自身の希望と合致するかを見極めることが大切です。木造、鉄骨造、RC造のどれもメリット・デメリットがあるため、よい面ばかりを見るのではなく、専門家に相談のうえで総合的な視点で検討し、最適な構造を選択することを心がけましょう。

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