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コラム

■2018/06/01

「家づくりの盲点!暮らしてから気づく配線計画の重要性

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設計段階で考えておくべきコンセントの数と配置場所

日本の古き伝統と先端の洗練さを併せ持つ和モダンの家

マイホームに住み始めてから後悔することの1つとして「コンセントや配線の位置を意識していなかった」という声が意外と多く挙がります。冷蔵庫、洗濯機、テレビなどの家電に加え、スマートフォン、ノートパソコンなど充電が必須の製品も増えているため、生活において“コンセント不足”に陥ることは珍しくありません。そのため、マイホームを購入してから配線の不便さを嘆くことがないように、設計段階でコンセントの配線計画を立てておくことをおすすめします。

住んでからわかるスイッチ・コンセントの配置のミス

マイホームを建てる段階では気にも留めていなかったにもかかわらず、暮らし始めてから不便さを痛感するのがスイッチやコンセントの配置ミスや設置数不足です。多くの方は家の間取りやデザインに意識が集中してしまうので、住み始めてからのリアルな生活について想像が及ばないケースは決して珍しいことではありません。

よくある失敗例としては、「ドアを開けた側に照明のスイッチをつけたため、一旦、ドアを閉めてからでないと照明がつけられない」「玄関に上がらないと照明がつけられず、暗い玄関で靴を脱がなければならない」「テレビの位置を決めずにコンセントをつけたため、延長コードが必要になった」「クーラーを設置するのに最適な場所の付近にコンセントを設置しなかったため、空調の場所を変更。その結果、冷暖房効率が悪くなった」などが挙げられます。

その他には、「使用する家電が多いことからコンセント不足に陥ることが多く、どこのコンセントもタコ足配線になってしまった」「廊下にコンセントをつけなかったため、掃除がやりづらくなった」「キッチンのコンセントが少なく、炊飯器を使っている時はジューサーや電気ポットが使えない」といった声もよく聞かれます。どれも生活ができないほどの悩みではありませんが、家事をするうえでのロスになったり、ちょっとしたことでイラついてしまったりすることにつながりかねません。

間取り同様に綿密な「配線計画」が必要

スイッチやコンセントの配置ミスを防ぐには、間取りを決める際に綿密な配線計画を建てることです。ポイントとしては数と位置、そして高さに注意をすることが挙げられます。

まずスイッチとコンセントの数と位置ですが、一般的にコンセントの数は2口以上のものが2畳に1つ必要と言われています。そのため、10畳のリビングでコンセントを設置する場合、対角線上に4つ。そして、テレビ、ビデオなど電化製品が集中する場所にもう1つ設置することで、タコ足配線を防げます。ただし、家を建てた後でコンセントの設置をすると、思いのほかコストがかかるため、最初から少し多めに設置しましょう。

高さに関しては、スイッチは120cm、コンセントは25cmが一般的です。しかし、たとえば高齢者がいるご家庭ではスイッチは90cm前後、コンセントは40cm前後にすると、背伸びをしたり、かがんだりする手間がなくなり、使いやすくなります。また、廊下や玄関など主に掃除機で使うコンセントを少し高めに設置することで使用時の負担を軽減できます。

配線の位置へのこだわりがそのまま住みやすさに

コンセントは1つあれば、テーブルタップでつなぐことで問題なく電気を使用できます。しかし、コンセントがタコ足配線状態になることで、埃がたまりやすくなり掃除が大変になります。またタコ足配線はコンセントの定格容量を超えると、最悪の場合、発熱して発火する危険もあります。

マイホームを建てるとなると、インテリアや外観、間取りに目が行きがちですが、快適な生活を実現するには、実はコンセントやスイッチの位置、数が大きく影響します。どんなにオシャレな家であっても、使いづらいのでは意味がありません。オシャレと住みやすさを共存させるためには、最初から暮らしを意識したうえで配線計画を行うことが大切です。配線計画のタイミングとしては間取りを決め、ある程度、家具を設置する場所を決めて生活のイメージを持てるようになった段階が最適だと言えるでしょう。

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