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■2018/08/18

減築で老後の住まいを快適にする方法

この記事は4分で読めます。

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お子さんが独立したあとの部屋、どう使っていますか?

108_減築で老後の住まいを快適にする方法

お子さんが成長し、独立してしまうと家が急に広く感じられるようになるのではないでしょうか。そして夫婦2人だけになれば、広過ぎる部屋は掃除がしにくいうえ、2階建ての場合、高齢になればなるほど使いづらい家になるというデメリットが生じます。そこでおすすめしたいのが、建物の床面積を減らす「減築」です。今回は減築の種類とメリットについて紹介します。

減築にはどんなタイプがあるの?

冒頭でも触れているように、減築とは建物の床面積を減らすことです。したがって、2つの部屋の間の壁を取り払って部屋数を減らしても、それを減築とは呼びません。ただし、たとえば2階の1部屋をなくして1階からつながる吹き抜けにした場合、1部屋分の床がなくなりますので、減築と呼びます。それではここで減築の種類についてご説明します。

・平屋の一部を撤去
・2階建て住宅の1階・2階の一部の同時撤去
・2階建ての1階の一部を撤去
これらの減築の特徴には、住居が小さくなることで土地が広くなることなどがあります。その結果、庭を広くしてガーデニングを楽しんだり、隣家との間隔を広げたりすることができます。また、掃除の手間を減らせるのも魅力のひとつと言えるでしょう。

・2階建ての2階部分の一部を撤去
・2階建ての2階にある部屋をなくして吹き抜け化
・2階建ての2階部分をすべて撤去して平屋化
2階部分の一部がなくなると、日当たりがよくなる場合があります。吹き抜けをつくれば明るく開放感が出ることも。また、2階建てを平屋化すると家の中がバリアフリー化し、将来的な介護を楽にすることが可能です

減築によるメリット6つ

減築には上述したように土地が広く使えるようになる、明るく開放感が出るといったこと以外にも、次のようなメリットがあります。

1.固定資産税が安くなる
固定資産税は延床面積で計算されます。そのため減築によって床面積が減れば、固定資産税もその分、安くなります。
2.光熱費が抑えられる
部屋の数を減らすなど、家のスペースを最適化することで冷暖房効率が良くなり、光熱費の削減にもなります。
3.掃除が楽になる
部屋数が減る、2階建てが平屋になるなどにより、掃除が楽にできます。特に2階建てを平屋化した場合、掃除機を持って階段を上り下りする手間もなくなります。
4.高齢者が暮らしやすくなる
掃除が楽になることもそうですが、床面積が減ればそれだけ移動も短くて済むようになります。生活動線も短くできるでしょう。また平屋化によって階段がなくなれば、家庭内事故が減り、安全性も高まります。
5.家のメンテナンスコストが安くなる
建物が小さくなれば、それだけ外壁も減ることになります。そのため外壁の塗り替えや補修といったコストも安く抑えられます。
6.住み慣れた家に住み続けることができる
家が広くなってしまったからといって、新たに狭い家に引っ越すことは、コストがかかる以上に住み慣れた家から離れなくてはならないといった精神的なショックも少なからず生じます。しかし減築であれば、住み慣れた家を維持したまま、小さい家に生まれ変わらせることが可能です。

減築工事中は仮の住まいが必要

ここまで、減築のメリットについてご説明してきました。その一方で、注意したいポイントもあります。そのひとつが、減築工事中は仮の住まいを見つけなければばらない、という点です。減築工事では家をまるごと直すことになるため、部分的なリフォームのように家に住みながら工事をする、ということができないからです。

マンションやアパートに仮住まいする場合、工事期間に合わせて家賃を支払う必要があります。減築をする際は、仮住まいでの生活にどのくらいコストがかかるかも計算しておきましょう。

このように減築には、注意すべきポイントもあります。しかし、それを上回るさまざまなメリットがあることは、これまでご紹介してきた通りです。広い家を持て余してしまっているという場合は、減築を検討されてみてはいかがでしょう。なお、減築には確認申請が必要な場合もあるので、検討中の方は工務店に相談するのもひとつの方法です。

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