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■2018/09/10

窓を工夫して光熱費を節約する方法

この記事は3分で読めます。

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難しいと思われがちな光熱費の節約も実は簡単に実現可能です

窓を工夫して光熱費を節約する方法

これからマイホームを建てる方にとって、今後、何十年と住み続けることになる家なので、少しでも光熱費を節約したいと思うのは当然のことです。ただ、一口に光熱費の節約と言っても、太陽光発電であったり、オール電化であったりと大掛かりな設備を入れないといけないというイメージが強いかもしれません。しかし、実際は窓にひと工夫するだけで簡単に光熱費を節約できる方法があります。今回は光熱費の節約に効果的な窓について解説します。

家を建てるとき、内窓について相談してみよう

家の中でもっとも熱の出入りが多い場所、それは窓です。2010年12月に近畿大学理工学部建築科教授の岩前篤氏が発表した「断熱改修 全体改修と部分改修(※1)」によると、通常のガラス窓の場合、冬の暖房時で48%の熱が窓を通じて外へ流れ出ています。

これだけ家の中の熱が窓から逃げているということは、逆説的に窓に工夫をすることで外へ流れ出る熱を大幅に抑えられるということになります。その工夫が「内窓」です。内窓とは部屋側にもう一枚窓を設置することで窓と窓の間に空気層を作って断熱する方法で、これだけでもかなりの断熱効果を発揮します。

すでに完成している家の窓を内窓にするとなると、多少なりとも手間がかかります。しかし、これから家を建てる段階であれば、ぜひ業者に内窓について相談することをおすすめします。通常よりも価格は高くなりますが、その後、長期間に渡って光熱費が削減できることを考えれば、トータルではかなりお得になるでしょう。

※1 http://www.heat20.jp/members/data/2010/heat20_2010_12_08p.pdf

冬だけじゃない!夏の冷房効果もアップできる

家の部屋側にもうひとつ窓をつける内窓。これだけでも通常の窓に比べ高い断熱効果がありますが、内窓のメリットは冬にだけ発揮されるわけではなく、夏にも大きな効果が期待されます。

前出の調査によると、冬の暖房時で48%の熱が窓を通じて外へ流れ出るとなっていますが、実は夏の冷房時に外からの71%の熱が窓を通じて家の中に入ってきているとされています。内窓は高い断熱効果があることで、家の中の熱が外に流れ出ることを抑えるだけではなく、夏に家の中の冷気を外に逃がさない効果もあります。内窓を設置することで、冬だけではなく一年を通して快適な住空間をつくり出すことが可能です。

窓を「内窓」構造にして光熱費を節約

経済産業省資源エネルギー庁が毎年発表している「エネルギー白書2018(※2)」にある、「世帯当たりのエネルギー消費原単位と用途別エネルギー消費の推移(2016年度)」を見ると、暖房が24.1%、冷房が2.3%でエネルギー消費の約4分の1を冷暖房が占めている結果が出ています。この結果を見るかぎり、光熱費削減にもっとも効果があるのは、冷暖房費を抑えることであることがわかります。

冷暖房費を抑えるには、外の冷気が室内に入って温度を下げないようにするのがマストです。そのためには、窓を「内窓」構造にしましょう。冬に効果を発揮するイメージの強い内窓ですが、真夏の熱風や日射を防いだり冷房効果を高めたりする効果もあります。

窓の構造を工夫したいと思ったら、工務店で「内窓に変えることはできますか」と聞いてみることをおすすめします。光熱費について理解のある担当者なら、納得のいくアドバイスしてくれるでしょう。

※2 http://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2018html/2-1-2.html

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