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コラム

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2021/03/30

高性能住宅は当たり前?2050年カーボンニュートラルの実現に向けた動き

世界の先進国の住宅性能水準と比べ、日本の家はすごく低性能だということを皆さんご存じですか?実はそうなんです。

住む人の快適性だけではなく、地球環境保全のためにも、住宅性能は重要になります。

そこで今回は、住宅性能向上を国が指示した「2050年カーボンニュートラルの実現」についてご紹介したいと思います。

 

2050年カーボンニュートラルの実現

カーボンニュートラルという言葉に、聞きなじみのない方もいらっしゃるかもしれません。

現代の生活において電気の使用は不可欠であり、発電や電気の使用でのCO2排出をゼロにすることは難しいです。そこで森林などが吸収する量とのバランスによって、空気中にあるCO2を増加させないようにするという考え方が、カーボンニュートラルです。

2020年10月26日、菅内閣総理大臣は臨時国会の中で、2050年までにこのカーボンニュートラルを実現すると宣言しました。

 

2020年12月8日の都議会本会議で、東京都の小池百合子知事が2030年に東京におけるガソリンエンジンの“乗用車”販売を禁止すると発言したことが大きな話題となりました。

実はこうした取り組みも、このカーボンニュートラル実現のための足掛かりだったのです。

 

カーボンニュートラル実現のため、経済産業省は住宅部門における課題を提起し、業界に対してその解決を求めました。その中で言及された課題と、解決に向けた動きについてまとめます。

 

住宅部門の課題

経済産業省は、住宅部門における課題と対応の方向性を下記の3つに分けて提示しました。

・デジタル化を通じた省エネ

・建材・機器のさらなる性能の向上と普及

・住宅・建築物のネットゼロエネルギー化進展

(参照:2050年カーボンニュートラルの実現 に向けた需要側の取組|経済産業省 資源エネルギー庁

デジタル化を通じた省エネ住宅部門におけるカーボンニュートラルの実現のためには、使うエネルギーを少なくする省エネと、各住戸がエネルギーを作り出す創エネの2つが重要になります。

DX(デジタル技術)を使い、効率的なエネルギー利用をマネジメントすることで省エネルギーを目指すというもの。

その実現に向けた規格・基準の整備や制度の見直しがここでは課題になります。もちろん、さらなる技術の開発も同時になされる必要があります。

建材・機器のさらなる性能の向上と普及

建材・機器の性能向上が一部頭打ちになってきていることが、課題になっています。また、高性能になるほど金額が上がり、普及しないことも課題として挙げられています。

 

住宅・建築物のネットゼロエネルギー化進展

ZEH(ゼッチ)という言葉を聞かれたことがありますか?建物本体の性能を上げる省エネと再生可能エネルギー(太陽光発電など)の導入により、年間の消費量を全体でゼロにすることを目指した住宅のことです。

ここではそのZEHを普及拡大することが課題になっています。実は2020年までに注文住宅の新築戸建ての半分をZEHにするという目標を政府は掲げていました。

しかし、2019年までの調査ではZEHの割合は2割にとどまっています。

 

なぜ高性能は当たり前に?

建材・機器の性能が頭打ちになっていることを踏まえると、今後取り組むべき課題は、建物本体の性能を上げることだといえます。

 

実際に国は建築物の省エネ性能向上を図るため、省エネ基準法という法律で一定の性能基準を設けています。2021年4月1日からは、その基準を満たしているかどうかの説明が、完全義務化されるなどの対策も動き出しています。

実際に対策が実行され始めていることから、今の基準では高性能だといわれる性能も、今後は当たり前の水準になっていくかもしれないということですね。

まとめ

いかがでしたか?

国は、カーボンニュートラル実現のために更に省エネ化を推進していくにより、住宅業界各社は断熱・気密といった住宅性能の向上を更に加速度的に行っていくでしょう。

 

住宅は、車のように簡単に買い換えられるものではありません。だからこそ数十年先まで見据えた住宅性能を現段階でしっかりと満たしておきたいですね。

 

住宅業界の最新情報や性能基準などについては、弊社で開催している「後悔しない家づくり勉強会」でも詳しく学べます。詳細については下記をご参照ください。

https://www.arc-logic.net/event/detail12432/?post_id=12432

 

 

 

 
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