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家づくりに重要!窓選びのポイント | ロジックアーキテクチャ

コラム

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2021/05/14

家づくりに重要!窓選びのポイント

皆様は、メーカー選びの際にどんなことを重要視しますか?「明るいリビングにしたい」「暖かい・涼しい家にしたい」など、ご要望が様々あると思います。家づくりを検討する上で、間取りと性能、どちらにも大きく影響を与える見落としがちな要素があるのをご存じですか?それは「窓」です。そこで今回は、窓を考える際のポイントをお話したいと思います。

 

窓の目的

まず建築的な窓の定義は、日常の人の出入りを想定しない開口部です。窓の主な目的は、出入りではなく採光、日射取得、通風・換気、眺望です。それでは、その目的を一つずつ見ていきましょう。

 

採光

人間が健康を維持するためには、自然光が必要です。こちらについては以前のコラムで紹介した「サーカディアンリズム」という人間の性質が大きくかかわっています。

「サーカディアンリズム」とは、体内時計のこと。人間は、このサーカディアンリズムによって、約25時間周期で眠くなったりお腹がすいたりします。一方で、暦の上では1日は24時間と定められているため、そのままでは1時間の時差により、段々とリズムが崩れてしまいます。そこで、太陽の光がリズムを整える役割を担います。

日光は健康上重要であるため、法律では、建物内に一定量以上の光を得られるように「日照権」を定め、これ保証するために建物の高さを制限しています。その他、法律では居室床面積の1 / 7以上ある面積の窓を設けることも定められています。

 

日射取得

採光と同じで、こちらも太陽光を取り入れることを指します。採光は明るさを得ることであるのに対し、「日射取得」は冬の寒い時期に日光から熱を得ることです。効果的に窓を配置することで、暖房器具に頼りすぎず十分な暖かさを得ることができます。

 

通風・換気

この2つはとても似ているため混同されがちですが、建築的には少し意味に違いがあります。読んで字のごとく、「通風」は風を室内に通すこと。これによって、人間の体温調節を手助けします。また、「換気」は空気を入れ替え、汚染された空気が溜まるのを防止することを指します。

 

眺望をよくする

室内を視線の抜けによって広く感じさせたり、庭や空を望めるようにしたりすることで、眺望をよくすることも、窓を設置する目的の一つです。昔から日本には、「借景」という言葉があります。「借景」とは、窓を設けることによって庭などの外の景色を室内に取り込むことです。「借景」によって、景色を絵画のように鑑賞するという文化が、古来から日本には根付いています。

 

窓選びのポイント

今まで述べてきたように、様々な役割を担っている窓。では窓を選ぶ際、いったいどんなことに注意すればいいのでしょうか?そのポイントは大きく分けて3つです。

 

1.断熱性

実は窓には、ある弱点があります。それは、断熱性能です。夏の暑さや冬の寒さを断ち、快適な温熱環境を作ることが、建物の目的の一つです。建物を構成する壁や屋根、地面(基礎)には、断熱を目的とした「断熱材」を葺くことができるため、高い断熱性能を持たせることができます。しかし窓は、ガラスと窓枠で構成されるため、断熱に特化した材と比べると、断熱性能が劣ります。そのため、窓には様々な工夫がなされています。断熱性能を見極めるために、窓枠の素材、複層ガラスの2点に注意しましょう。

窓枠の素材

窓枠の素材は主に3種類あります。その名前と特徴を表にまとめました。

名称

メリット

デメリット

特徴

アルミサッシ

価格が安い

断熱性能

最悪

かつて日本の住宅に一番多く普及していた種類です。断熱性能向上を目指している現在では減ってきていますが、建売やローコスト住宅のメーカーでは、今でも使用している場合があります。

アルミ樹脂複合サッシ

アルミサッシよりも断熱性能が高い。両面樹脂よりも耐久性が高い

断熱性能が両面樹脂と比べて劣る

外側は耐久性のあるアルミ、内側は断熱性能の高い樹脂を使用したサッシ。両面樹脂よりも断熱性能は劣ってしまうのが難点です。

両面樹脂サッシ

断熱性能が高い

アルミに比べて耐久性が劣る

断熱性能の重要性を考えると両面樹脂サッシが吉です。アルミをサッシに使うとやはりどうしても断熱性能は劣ってしまうので、注意が必要。

 

複層ガラス

皆様は、最近建てられた建物の窓を見たときに、厚いと感じたことはありませんか?実は最近では、ほとんどのメーカーが窓ガラスを「複層ガラス」にしています。複層ガラスとは、ガラスを2枚以上重ね、ガラスの間に中空層を設けることで断熱性能を上げているものです。2枚重ねたペアガラスを使用することが多いですが、中空層を多く設けるために3枚重ねたトリプルサッシというものもあります。どこまでの断熱性能が必要かは、コストとの兼ね合いもあります。地域の特性によって、どこまでの断熱性能が必要か異なってきますので、注意が必要です。

 

2.防犯性

警視庁の調査によると、住宅への不正侵入経路として窓から入ってくる場合が6割を超えています。そのため、窓の防犯性は重要です。窓の錠部の形状によっては外から錠部が見えないものもあり、この形状によって侵入者が侵入を諦めたケースもあります。窓枠や錠部の形状に注意してみましょう。また、先ほどご紹介したペアガラスなどを使用することでも防犯性は高まります。

(参考:警視庁HP https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kurashi/higai/akisu/ppiking_house.html

 

3.日射取得

最後に、日射取得です。窓から効果的に日射取得ができるようにすることが快適性の向上や省エネに繋がります。そのため日射取得を意識した窓選びが重要です。

例えば複層ガラスの窓には、主に遮熱タイプと断熱タイプの2種類があります。

「断熱タイプ」は、特殊な金属膜を室内側に施すことで、しっかり断熱しながらも太陽の暖かさを取り込んで室内を暖かく保ちます。「遮熱タイプ」は、金属膜を室外側に施すことで、明るさを取り込みながらもガラスに当たる日射熱を遮り、室内を涼しく保ちます。

西向きの日差しが入りやすいところでは、遮熱タイプを選ぶことで、西日の強い日差しをカットすることができます。南向きは太陽の日差しが入りやすいので、熱を取り入れたい場合は南向きの窓に断熱タイプを選ぶことで、積極的に家の中を温めることができます。このような使い分けによって、効果的に日射取得が可能になります。「断熱タイプ」「遮熱タイプ」のような工夫があるかどうかも窓選びのポイントです。

 

まとめ

以上、窓選びのポイントでした。いかがでしたか?窓選びは家づくりに大きく影響してくることをおわかりいただけたでしょうか。今回は窓の性能についてご説明致しましたが、実は窓は性能の良し悪しだけではなく、どこに配置するかというのも重要なポイントです。そのため、設計力のあるメーカーとの家づくりができるよう、設計力を見極めることが失敗しない家づくりのポイントです。

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