コラム
2022/04/27
注文住宅を建てるメリット・デメリット
こんにちは。春も半ばとなり、過ごしやすい気候が続いていますね。ここ数日の雨でピンクの花びらが落ちてしまっているのが少し惜しいですが、雨露にしなる桜も風情があるように思います。
そんな桜をご自宅で見られる環境の方が羨ましくなる季節です。ロジックでも、桜が近くに植えてある敷地で注文住宅を施工したことがあります。注文住宅であるため、桜を見るための窓などを設計しており、すごくきれいな景色が望めます。桜を望むための窓などが作れるのは注文住宅ならではですよね。しかし、そんな注文住宅にも一長一短があります。そこで今回は注文住宅のメリットとデメリットをご紹介したいと思います。
注文住宅のメリット
桜を例に書いたように、注文住宅にはいくつかのメリットがあります。
そんな、注文住宅のメリットをひとつずつご紹介します。
建物の性能や仕様を詳細に選べる
住宅には、気密性や断熱性などの様々な観点での性能があります。
メーカーによって、気密性をどれくらい大切にしているかなどが異なるため、ほしいグレードの性能を整えることができます。また、壁紙やキッチンといった仕様についても入れたい商品を選ぶことができるため、自由度が高いと言えます。
ライフスタイル等に合わせた間取りにできる
上記と似ていますが、間取りも希望を叶えることができます。
例えば、家に帰ったらまず手を洗いたいというご要望があれば、洗面を玄関近くに配置するなど、生活に合わせた間取りとすることができます。
変形地などの条件が厳しい土地でも建築が可能
規格住宅などでは、予め間取りが決まっているため、土地によっては建築ができない場合もあります。そういった場合でも注文住宅では、メーカーによっては建築が可能です。一邸一邸の設計がゼロベースだからこそできる内容です。
建築工程を随時確認できる
建築途中を確認できるため、その都度施工の精度など確かめることができます。そこで是正したい箇所が出てきた場合、やり直すこともできる場合があります。
注文住宅のデメリット
メリットがあれば、デメリットももちろんございます。下記にその例をご紹介します。
コストが高くなる
設計料が必要であったり、期間が長くなることで人件費がかかるなど、注文住宅は一般的に、建売などよりもコストが掛かることが多くあります。メーカーなどによっては、仕組みを整えて様々な工夫をしてコストを下げるよう努めている会社もございます。
引渡しまでの期間が長い
注文住宅プランの設計、仕様を決める、図面の承認、契約など着工するまでの打ち合わせが多くなります。そのため、入居までは建売や規格住宅と比べると長くなってしまいます。
完成するまで仕上がりがわからない
建売などでは、完成品を確認できるメリットがありますが、注文住宅ではそうはいきません。ここの棚をもう少し高くしたかったなどの後悔が出てくるかもしれません。
高いローンを組む可能性もある
注文住宅は、実際にかかった費用ではなく、あくまで見積もりでの費用のご提示となります。ローンを組む場合、掛かるかどうかわからない費用も含めて資金計画を作成しローンの審査を受けることになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
注文住宅には、メリットもあればデメリットもございます。そのため、設計や仕様に詳しいプロの設計士、ローンのプロたるべき営業担当などがいるかなど、相談できる相手を探すことが大切です。そういった意味では、メーカー選びが最も重要になるかもしれません。
また、建売や規格住宅には、それぞれのメリットデメリットがあります。一口に持ち家を持つといっても様々な選択肢がございますので、各御家庭に合った住宅選びができるといいですね。
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